スーツやおしゃれ着を綺麗に着るには、アイロンが必須。今回は、スチームアイロン、ハンディアイロン、ドライアイロン、衣類スチーマーなどのアイロンの種類を比較し、アイロンの選び方を解説。また、おすすめの人気製品も厳選してみました。
目次
アイロン・衣類スチーマー最新ニュース
- ティファールから強力スチームアイロン「トゥイニー オートスチーム DV9120J0」が2月より販売開始されます。スチーム効果で簡単にシワを伸ばすことができ、手軽にアイロンがけを行うことができます。 T-FAL 強力スチ...
- 石崎電機製作所より最適な使い心地を実現した「コードレススチームアイロン SI-320CL」が発売されました。素早い立ち上げでスムースにアイロンがけを行うことが可能です。スチーム機能も搭載されているので衣類のシワを簡単に綺...
- ヒロ・コーポレーションより、衣類をハンガーに掛けたままで使える「ハンドスチーマー PRD1708292」が発売されました。高温のスチームで、時間がない時でも簡単にシワ伸ばしができるのです。2種類のブラシが付属した、使い勝...
- 石崎電機製作所は、スチーマーとアイロンの2つの機能を併せ持つ、2WAYスチームアイロン「SI-50」を発売しました。1台で2つの機能を使えるため、場所を取らず、収納もしやすいです。複数の衣類に対応し、便利なアイロンの特徴...
- パナソニックは、スチームアイロンの大人気「WL」シリーズの新機種として、「NI-WL704」「NI-WL604」「NI-WL504」「NI-WL404」の4機種新発売!大満足の声が相次ぐ注目機種を調査しました! パナソニ...
アイロンの種類の選び方
- 新生活におすすめなのが、サッと短時間で服のシワがとれる衣類スチーマー。パナソニックやティファール等が有名ですが、今回は格安ブランドTENKERの製品を実際に使用し、おすすめポイントやNGポイントを本音レビューしちゃいます...
アイロン選びと言っても、種類は様々。
アイロンの頻度や、どんな衣服をアイロン掛けするかによって、適したアイロンの種類が変わってくる。
まずは、アイロンの種類と特徴を見ていこう。
種類 | 特徴 |
---|---|
スチームアイロン (有線) |
昔ながらのアイロン。安価だが使い勝手は良くない。 アイロン台も必須。 |
スチームアイロン (コードレス) |
コードが無いためコンセントの位置を気にせず使用可。 ハンガーでも使えるがアイロン台メインの人向け。 |
ハンディスチームアイロン | 軽量だが、スチームアイロンより接地面が狭い。 ハンガー/アイロン台を同じくらい使う人におすすめ。 |
ドライアイロン | ドライ効果が強い。霧吹きを併用すると、 綿のワイシャツ等がしっかり伸ばせる。アイロン台必須。 |
衣類スチーマー | ハンガーに掛けたままの使用のみ。 特殊な素材のおしゃれ着にも使用できる機種もアリ。 |
ズボンプレッサー | スーツのスラックスに特化したアイロン。 置いてそのままにするだけで、シワ伸ばしができる。 |
まとめると、
- アイロン台の使用メインなら、一般的なスチームアイロンorドライアイロン
- ハンガー掛けと平行するなら、ハンディタイプ
- アイロン掛けメインなら、衣類スチーマー
という選択肢が良いだろう。
おすすめスチームアイロン【有線】
この価格でこのスチーム力。ティファールのおすすめ2機種
ティファール スチームアイロン ウルトラグライド 特殊セラミック 4670 コード付き FV4670J3
5000円台の製品の中で、アイロン面にスチーム穴がこんなについている製品は少ない。3000円台の製品を買うよりは、こちらの製品の方がコスパが圧倒的に高い。
また、前後左右に自在に動かせるダイヤモンド型の特殊セラミックかけ面は、 温度が上がるほどすべりが良くなる特殊仕様。アイロンジワができにくくなった。
ティファール スチームアイロン アルティメット スチームパワー オートクリーン コード付き FV9604J0
「有線タイプ」「大量のパワフルスチーム」「大きいアイロン面」この3点で選ぶなら、これ一択だろう。
前述のT-falのアイロンは75g/分のスチーム量なのに対し、105g/分にアップしたのがこのアルティメット。重量は少し重めだが、満足いく仕上がりは保証されている。
安さで選ぶなら、パナソニックNI-R36-S
パナソニック コードリール式スチームアイロン シルバー NI-R36-S
ご紹介する製品の中で、最も安価なのがこちら。口コミ評価も高い。
有線タイプでアイロン台が必須となるが、それが苦でない人には大変コストパフォーマンスが高い製品だと言える。
しかし、個人的に前述のティファールの製品の方が、同価格帯にも関わらずスチームが圧倒的に強いのでティファールおすすめしたい。
おすすめスチームアイロン【コードレス】
安さと口コミで選ぶなら、パナソニック2機種
パナソニック コードレススチームアイロン NI-L63-A
コードレスタイプで、評価が良く、5000円以下というと、これ一択となる。
充電スタンドには長め160cmのコードリール。本体重量は約1kgと有線タイプと比較して圧倒的な軽さで、女性も楽々取り回し可能。
パナソニック コードレススチームWヘッドアイロン NI-WL403-P
前述の機種同様売れ筋の製品。大きなかけ面と、前後左右に動かしてもシワになりにくいWヘッドが人気。
おしゃれ着用のハイパワースチーム、厚手のニットに使えるパワーショット、ジャケットに使えるハンガーショットなど機能面も充実。
【追記】新しい機種が9月に新発売!NI-WL404-P
コードレス中~高価格帯はパナとティファールの一騎打ち
パナソニック コードレススチームWヘッドアイロン NI-WL503-V
「コードレスの利便性は外せないけど、高スチームも欲しい。でも1万円以下に抑えたい!」という方におすすめの売れ筋製品。
細やかなスチームの性能は然ることながら、セラミックコートベースによりかけ心地が軽い。また、細かい温度設定ができたり、本体が軽量だったりと十分過ぎるスペック。
パナソニック コードレススチームWヘッドアイロン NI-WL703-P
1万円を超えだすと、基本スペックはもちろん、かけ心地の良さが格段に違う。
この機種は、パナソニックの中でも最高峰のかけ面「ミラーマジ軽ベース」を搭載。ネーミングセンスは置いておいて、本当に力を掛けずにスルスル滑る。
また、先端部分が丸くなっており、衣服に突っかかりにくい。
【追記】9月に新製品が登場!NI-WL704
ティファール コードレス スチームアイロン フリームーブ パワー オートクリーン FV9985J0
パナソニックと比較して、本体重量は重めだが、スチーム噴射量とタンク容量の面で優れているT-fal。
また、コードレスの弱点であるアイロン時の温度も、従来製品より高くなっている。スチーム力や仕上がり重視で選ぶなら、やはりティファールをおすすめしたい。
おすすめハンディスチームアイロン/衣類スチーマー
安さで選ぶなら、ツインバード
ツインバード ハンディーアイロン&スチーマー SA-4084BL
ハンディタイプのアイロンは、そもそも製品数が少なく、評価が高い製品がないので、こちら1製品のご紹介となる。
アイロン台使用のスチームアイロンと比べて、タンク容量は大幅に減るが、その分朝ハンガーに衣服を掛けたまま気軽にスチームできる。
また、衣類ブラシ・毛ブラシが付属しており、デイリーの衣類ケアに重宝しそうだ。
衣類スチーマーで一番人気はコレ
パナソニック 衣類スチーマー NI-FS470-K
▼プレス/スチーム両用▼
スチームに加え、プレスアイロンとしての機能も兼ね備える人気機種。シャツなどの綿素材や、ジャケットやスラックス膝裏にできる”屈伸折れシワ”を延ばすのに最適。
また、30秒の立ち上がりも人気。シワだけでなく、飲食臭、タバコ、汗の脱臭が出来るので飲み会の後などにもおすすめ。
素材の対応幅が広い!おしゃれ着ならコレ
パナソニック 衣類スチーマー NI-FS320-RP
▼プレスNGな素材にも対応▼
前述の機種と基本的なスペックは同じで、プレス仕上げ機能が無いタイプ。
すべりやすいセラミックコート・ラウンドな接触面により、傷みやすいカーディガンやニット、カットソーのメンテナンスも楽々。
衣替え直後にハンガーごとメンテナンスするのに便利。
【関連記事】衣類スチーマーの失敗しない選び方。おすすめメーカーを比較!
おすすめズボンプレッサー
東芝 ズボンプレッサー HIP-T35(S)
▼東芝のタテ型人気機種▼
ズボンプレッサーは縦横あるが、タテ型(スタンド)の中で最も人気なのがこれ。
プレス用タイマーや、二重線防止「プレスシート」を搭載しており、プレス時のミスを防げる。上着もリフレッシュできるのも人気の秘密。
売れ筋のヨコ型最新モデル。東芝HIP-L36
東芝 ズボンプレッサー ヨコ型 HIP-L36-S
▼ベストバイ人気機種▼
基本スペックは変わらず、除菌・抗菌プレス機能が搭載されている機種。大柄ズボンも一度にプレスできる大型プレス面も嬉しい。
また、コードリール式によりコードの収納が楽になった。
【関連記事】10分放置するだけ!ズボンプレッサーの使い方とおすすめ製品まとめ
アイロンの選び方
スチームの強さで選ぶ
スチーム重視の人はティファールを
スチームの強さは、スチームの穴の数に比例する。1分間あたりのスチームのグラム数で比較すると分かりやすいだろう。
スチームアイロン販売メーカーの中でも、圧倒的にスチーム技術が優れているのが、【ティファール】。スチーム重視の人にはティファールをおすすめしたい。
スチームはこんなときに便利
スチームは、高温の水蒸気とアイロン面で、衣類のシワを取る技術。
スチームが強いことのメリットは、ニットの型崩れを直したり、スカートについているプリーツの折り目を付けなおしたりできること。また、消臭効果もある。
ニットなど縮みが出やすい素材や、スカートなど記事がテカリやすいものに適している。
コードの種類(コードレス/有線)で選ぶ
ご紹介した通り、アイロンには、コードレスと有線タイプがある。
コードレスタイプはポータブル性が高く、ハンガーにかけたままメンテナンスできる分、かけ面の温度が上がりにくいというデメリットも。
使用シーンを考えて、便利な方を選ぼう。
アイロンの本体重量で選ぶ
有線タイプなら1.3kg~1.5kgが標準的。コードレスタイプや衣類スチーマーは、数百g~1kgが主流。
ハンガー掛けであれば軽いに越したことはないが、アイロン台使用の場合は、重くてもさほど疲れは感じない。プレスも綺麗にできる場合がある。
アイロンの機能で選ぶ
アイロンによっては、
- 異常検知しオートオフできる機能
- スチームとドライが両方使える機能
- 強力スチーム機能
など各社様々な機能を出している。火傷や火災を防止するためにも、異常検知で自動停止する機能はあって良いだろう。
底面(かけ面)の素材
アイロンを掛ける面に使われている素材は、かけ心地や滑りやすさに直結する。
滑りにくい素材を搭載するほど価格があがる。口コミやメーカーのスペック表を参考に選ぶと良いだろう。
上手なアイロン掛けのコツ
ワイシャツのアイロン掛けのコツ
ポイントは、目につきやすい「カフス」「前立て」「襟」。
スーツのアイロン掛けのコツ
ジャケットは、スチームの浮かしがけでシワ伸ばし。パンツの折り目つけは、あて布の使い方がポイントに。
ハンカチのアイロン掛けのコツ
まずはハンカチを引っ張って、「糸が伸びる方向・伸びない方向」を確認しよう。
まとめ
いかがだっただろうか。
個人的におすすめなのが、有線タイプであればコスパが高いこちら。ティファールなのにこの価格は素晴らしい…!
コードレスであれば、スチーム力が欲しい。でも1万はちょっとな…と思うのでこちら。
参考になれば幸いだ。