PC/PS4用FPS向け|おすすめのゲーミングヘッドセットランキング【2018最新版】

ゲーミングヘッドセット

本格的にFPSをプレイしたい方や初めてゲーミングヘッドセットを手にしたい方におすすめの最新・定番機種を、音質や装着感、7.1chサラウンド対応など機能性、人気などを踏まえ有線とワイヤレス、低価格製品をそれぞれをランキング形式でご紹介し、選び方まで徹底解説します。

ゲーミング最新ニュース

ゲーミングヘッドセットとは

ゲームプレイを前提として、マイクを搭載しているヘッドホンのこと。主な特徴は次の通り。

  • 音質面は、迫力重視のドンシャリ系、聞き分け重視のフラット系に分かれる
  • 装着感や頑丈さ、軽さが意識されている
  • サラウンド対応など多機能ものが多い
  • マイクは基本的におまけだが、ノイズキャンセリング対応は充実
  • デザインにこだわったものが多い

ストレスのないゲーム環境構築、そして没入感、モチベーション向上のためにも、自分にぴったりなゲーミングヘッドセットを見つけよう。

有線ゲーミングヘッドセットランキング

第1位:Kingston(キングストン) HyperX Cloud Revolver

Kingston
キングストン
HyperX Cloud Revolver
FPSプレーヤーならベストバイの超人気シリーズ
出典:www.amazon.co.jp

音質 非常に良い
快適性 快適で調整もストレスがない
コスパ 良い
接続 3.5mmプラグのみ
サラウンド なし
マイク 音質良好
ノイズキャンセリング
取り外し可能
対応機器 WindowsPC
PS4
Switch
Xbox One
Wii U
Mac
モバイル

人気作「HyperX Cloud 2」から劇的に音質改善されたキングストンの最新ヘッドセット(OEMを変えたとの噂)

モニターヘッドホンよりも若干ベースが厚い程度のフラットサウンドが特徴で、音のディティールを要求するFPS特化のチューニングになっている。

前作では3k〜6kHzの高音部分に大きく尖った谷があったが、これも改善して高音もクリアかつ繊細に聴こえるようになっている。

迷ったらプロ御用達のHyperCloudに決めよう。

上位モデル「HyperX Cloud Revolver S」(販売サイトへ)ではさらにDAC付きUSBコントローラー接続による7.1chサラウンド再生にまで対応しているので、併せてチェックしてほしい。

cloudrevolver周波数特性

画像引用元:pcgamer.com

さらに詳しい情報を知りたい方は次の記事も参考にされたい。

▼ 参考動画 ▼

第2位:steelseries Siberia 350

steelseries
スティールシリーズ
Siberia 350
定位感を重視したいなら
出典:www.amazon.co.jp

音質 非常に良い
快適性 軽量
自動サスペンションバンドが良好
コスパ 良い
接続 USBのみ
サラウンド DTS Headphone:X
7.1chサラウンド
マイク 非常に良い
伸縮式で収納可能
対応機器 WindowsPC
Mac
PS4(サラウンド/LEDは利用不可)

視界が回転すれば効果音も回転する感覚がはっきり得られる、バーチャルサラウンドによる定位感の高さが光るヘッドセットだ。

LEDイルミネーションもかっこよく、プロファイルで光り方を管理できる。

低音をタイトに抑え、中高域を強調した分離感の高いサウンドチューニングになっている。

情報になる部分を正確に鳴らす、FPS特化のヘッドセットだ。

Siberia周波数特性

画像引用元:pcgamer.com

第3位:SENNHEISER(ゼンハイザー) GAME ONE

ZENNHEISER
ゼンハイザー
GAME ONE
最高音質を求めたいなら
出典:www.amazon.co.jp

音質 非常に良い
快適性 非常に良い
クッション性が高い
コスパ 少し悪いが、投資保護とも言える
接続 3.5mmプラグ
サラウンド なし
マイク 非常に良い
ノイズキャンセリング
対応機器 WindowsPC
PS4
Xbox One
Wii U
Mac
モバイル

高品位なヘッドホンやマイクを扱う超名門オーディオブランドSENNHEISERのヘッドセット。確かな高音質が保証されている。

GAME ONEはホームユースの開放型ヘッドホンで、開放型ならではの音場の広さと、迫力ある重低音が特徴だ。

兄弟機のGAME ZERO(販売サイトへ)は、密閉型となっておりゼンハイザーらしいサウンドになっている。

ONEの方がよりゲーミング用途にチューニングされている感覚だが、オーディオユースも考えるならZEROを選ぶのも良いだろう。

サラウンドシステムが必要なら上位機種のPCD363(販売サイトへ)も検討されたい。

ヘッドホンとマイクの音質を重要視するならSENNHEISERがベストだ。

第4位:Logicool (ロジクール)G430

Logicool
ロジクール
G430
プロ御用達のコスパ最強モデル
出典:www.amazon.co.jp

音質 良い
快適性 良いが、重め
コスパ 抜群に良い
接続 3.5mm
USB
サラウンド 7.1chサラウンド(Winのみ)
マイク 少し悪い
対応機器 WindowsPC
PS4
Xbox One
Wii U
Mac
モバイル

非常に高いコストパフォーマンスと、プロユースに耐える品質で、国内外で非常に人気の高いモデル。

そのためCS:GO×G430の最適チューニングなど、情報も充実している。

コストを抑えたいならG430はベストチョイスとなるだろう。

第5位:ASTRO Gaming A40 TR + MIXAMP Pro TR

Astro Gaming
アストロゲーミング
A40 TR + MIXAMP Pro TR
最高のFPS環境を
出典:www.amazon.co.jp

A40のTR=Tournament Ready(トーナメント向け)モデルで、最高クラスの定位感を誇る。

TRモデルはカスタマイズ性も高く、別途MOD Kit(販売サイトへ)を使うことで長く飽きずに使い続けることができる。

予算が許すならFPSユーザーにとってはベストチョイスとなるだろう。

音質 非常に良い
FPS向きで音楽には不向き
快適性 非常に良い
コスパ アンプセットだと高い
パーツも充実しており投資保護になる
接続 充実している
3.5mm
USB
サラウンド 7.1chサラウンド(PSでも可能)
マイク 良い
対応機器 WindowsPC
PS4
Xbox One
Wii U
Mac
モバイル

第6位:RAZER KRAKEN USB

RAZER
レイザー
KRAKEN
音質×コスパ重視ならこれ
出典:www.amazon.co.jp

音質 良い
快適性 良いが、G430に劣る
イヤーパッドが円形で小さめなので耳たぶが圧迫される
コスパ 抜群に良い
接続 USB
サラウンド 7.1chサラウンド(Win/Macのみ)
マイク 普通
対応機器 WindowsPC
PS4
Mac

人気のRAZER製ヘッドセットのエントリーモデル。

Logicool G430よりは音質がよく、以下の特徴がある。

  • ベースが非常に深くレンジが広い
  • ソフトウェアが機能的で、サウンドプロファイルの管理やカスタムがしやすい

コスパ重視の方には、装着感有線ならG430、音質有線なら本モデルをおすすめしたい。

第7位:2017年7月発売!ASUS ROG 7.1

ASUSTek
アスーステック
ROG 7.1
ROG Centurion
出典:www.amazon.co.jp

2017年7月にアスーステックから発売された新製品。

左右に5基ずつ,計10基のスピーカードライバーを内蔵して,リアル7.1chサラウンドサウンド再生を可能にしているのが特徴のゲーミングヘッドセットだ。

リアル5.1~7.1chサラウンド対応のヘッドセットという点で購入する人が多い。

ワイヤレスゲーミングヘッドセットランキング

第1位:RAZER MAN O’WAR

RAZER
レイザー
MAN O'WAR
現状で最も正しい選択
出典:www.amazon.co.jp

ワイヤレスの世界に踏み込むなら本モデルが最も堅実な選択だろう。

プラグアンドプレイで、PCでもPS4でもすぐに使える手軽さ。

ゲーム向けの迫力あるファットサウンドに、RAZERの7.1chサラウンド技術による確かな定位感。

ワイヤレスヘッドセットは高価格になる傾向があるが、本モデルはコストも抑えられており、あらゆる期待へ応えてくれる。

音質 比較的良い
RAZERらしい低音重視のゲーム向けサウンドで音楽には不向き
快適性 長時間でも非常に快適
軽量だが頑丈
コスパ 抜群に良い
接続 USB利用ワイヤレスのみ
バッテリー時間 ライトなしで20時間と超長寿命
サラウンド 7.1chサラウンド(Win/Macのみ)
マイク 収納式
単一指向性
対応機器 WindowsPC
PS4
Mac

第2位:Logicool (ロジクール)G533

Logicool
ロジクール
G533
最新、そして決定版
出典:www.amazon.co.jp

音質 良い
ワイヤレスはロスレス伝送
快適性 非常に良い
コスパ 非常に良い
接続 USB利用ワイヤレスのみ
バッテリー時間 15時間
サラウンド DTS Headphone:X 7.1chサラウンド(Win/Macのみ)
Dolbyは非対応になった
マイク 少し悪い
折りたたみ式
ノイズキャンセリング
対応機器 公式にはWindowsPCのみ
サラウンドは不可能だがPS4等で認識報告あり

2017年に発売したLogicool最新のミドルクラスヘッドセット。

卓越したデザイン性と、圧倒的低コストながら上級機に匹敵する高音質、定位感が特徴。

ただしMAN O’WARと比べるとWinPCのみと全く汎用性がなく、LEDライティングもない簡素なデザインとなっている。

WindowsPCのみでの利用を想定するならベストバイとなるだろう。

第3位:SONY プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセット

SONY
ソニー
プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセット
PS4ユーザーにとって完璧なヘッドセット
出典:www.amazon.co.jp

音質 非常に良い
快適性 良い
コスパ 良い
接続 USB利用ワイヤレス
3.5mmプラグ
バッテリー時間 8時間
サラウンド 7.1chサラウンド
最高クラスのサラウンドサウンド
マイク 内蔵マイク
エコーキャンセリング
理想的ではない
対応機器 PS4
PCでもワイヤレス認識(2ch)
その他のデバイスは有線接続

PS4のサラウンドサウンドを最も安価に、かつ最大限に引き出すことができるヘッドセットである。

ヘッドセット全般に言えることだが、チャットの重要度が高い場合はマイクを別途用意しよう。

ワイヤレスにこだわりたい、そしてサラウンド感を得たいPS4ユーザーにベストだ。

低価格ゲーミングヘッドセット人気ランキング

FPSではなく、ライトなゲームしか想定していない方は参考にしてほしい。

第1位:KingTop K11

KingTop
キングトップ
K11
出典:www.amazon.co.jp

Amazonトップ販売数のヘッドセット。

改良された最新モデルK12も人気が高い。

第2位:SADES SA903

SADES
SA903
出典:www.amazon.co.jp

低価格ながらPCでの7.1chバーチャルサラウンドに対応したヘッドセット。

第3位:iBuffaloゲーミングヘッドセット

Buffalo
バッファロー
iBuffaloゲーミングヘッドセット
出典:www.amazon.co.jp

とにかく安い5.1chサラウンド対応のヘッドセット。

ゲーミングヘッドセット周辺環境を整えよう

ゲーミングマイク

快適なプレイのため、またマナーとして、マイク音質は欠かせない要素だ。

ただしヘッドセットにマイク音質を求めるより、外部マイクを用いた方がコスパは良い。

SONY ECM-CS3

SONY
ソニー
ECM-CS3
コスパ最強のマイク
出典:www.amazon.co.jp

国内外で非常に評価が高く、そのクオリティーはハイエンド機に引けを取らないとされる。

周辺ノイズも拾いにくく、低音もしっかりキャッチする。

初めてマイクを手に入れるなら、ECM-CS3を選ぶと間違いがない。

audio-technica AT2020

audio-technica
オーディオテクニカ
AT2020
本格利用を検討したい方に
出典:www.amazon.co.jp

定番中の定番マイク。 実況やレコーディングに使う方が多い。

クリップマイクでなくしっかりとした環境を整えたい場合におすすめしたい。

汎用性も高く安心の音質なので、大金をかける前にまずはAT2020を基準としてみるといい。

ヘッドホンスタンド、ラック

ゲーム中席を離れる場合に咄嗟にヘッドホンを置ける場所があると便利。

ヘッドホン等の周辺機器の落下の防止にもなる。

スタンドやラックは飾り置き用途なので、利便性を重視して以下の様な形状のものがおすすめだ。

別のタイプのものも見てみたい方は別記事「大切なヘッドホンをお洒落に飾る。おすすめのヘッドホンスタンドをご紹介」を参考にされたい。

Deff DST-HP2AW

Deff
ディーフ
Deff Sound DST-HP2AW
アルミ製ヘッドホンスタンド
出典:www.amazon.co.jp

「こだわりのものづくり」をコンセプトにデザイン性の高いプロダクトを輩出するDeffが、ソニーストアとコラボレートしたヘッドホンスタンドだ。

台座とアームがアルミニウム製という安定感ある重量を保有している。

台座に幅を持たせており、パッドの衝突を緩和して凹みを抑制してくれる。

BRAINWAVZ Hengja

BRAINWAVZ
ブレインウェイブズ
Hengja
ヘッドホンハンガー
出典:www.amazon.co.jp

Hengja(ヘンジア)は頑丈に構成されており、重い荷重にも余裕で耐える。

基本的にデスクや棚に固定することになるが、脚部への固定にも対応している。

より実用的な利用を考えたい方におすすめしたい一品だ。

台座面の幅を広くとってあり、ヘッドバンドの曲がりやパッドの衝突が起きにくいデザインも嬉しい。

イヤーパッドカバー

ヘッドセットはオーバーイヤー型が殆どなので、夏場に蒸れやすく、イヤーパッドが傷みやすい傾向にある。

大切なヘッドホンを長く使うためにも、そして装着感を上げるためにもイヤーパッドカバーの併用をおすすめする。

mimimamo
ミミマモ
ストレッチカバー
汎用イヤーパッドカバー
出典:www.amazon.co.jp

伸び率最大280%で様々なヘッドホンにフィット。吸湿・速乾性に優れた国産生地「テンセル」を採用。

ゲーミングモニター/ゲーミングPC

特にFPSプレイヤーには必須となるのがゲーミングモニター。

劇的なプレイング環境改善が見込める要素なので是非とも導入しよう。

ゲーミングチェア

ゲームプレイが長時間に及ぶ方にとって、しっかりとした椅子を用意することは非常に重要になってくる。

楽で身体に負担のかからない椅子を手に入れていつでも安定したパフォーマンスを発揮できるようにしよう。

ゲーミングキーボード/ゲーミングマウス/ゲーミングマウスパッド

ゲーミングキーボードやゲーミングマウスは、数秒の世界での反応性や勝利に直結する重要なギアだ。また、ゲーム中の疲れの軽減にも繋がる。

ゲーミングヘッドセットの選び方

ゲーミングヘッドセットの選び方
画像引用元:pcdoctorsolihull.org

まず知っておくべきこと

ゲーミングヘッドセット分野では、ここ数年で大手企業によって続々と投資が行われており、「ゲーミング」という定義がなされた製品が多くリリースされている。

気が付かなければいけないことは、これが全てマーケティング手法に過ぎないということだ。

派手な装飾をしようが名前を付けようが、技術、ドライバー、部品、どの点においてもその中身は通常のヘッドホンと何の違いもない。

むしろ、無名ブランドが取って付けたような「ゲーミング」と名の付くヘッドセットは、デザインばかりにコストをつぎ込み、貧弱な部品を使っていることも少なくない。

基本的に、「ゲーミングヘッドセット」に完璧を求めるのはやめておこう。

信頼のおけるマイクを別に用意して、良質なヘッドホンと組み合わせて利用するという選択は非常に現実的であることを覚えておいてもらいたい。

そのためゲーミングヘッドセットの比較検討は、通常のヘッドホン・ヘッドセットを含めた上で、どれほどアドバンテージがあるか、ゲームプレイをしやすいかを確認すべきで、検討の幅を無意味に狭めないことを強くおすすめしたい。

それでも良質な「ゲーミングヘッドセット」も勿論多くあるので、先にご紹介した比較レビューを参考にしてほしい。

4つの重要なポイント

大きく以下の4つのカテゴリーが重要な要素となってくる。

  • サウンド
  • 長時間プレイにおける快適さ
  • マイクの信頼性
  • 耐久性や機能性

これらの要素がゲーミングヘッドセットやヘッドホンの評価を決定づける。

サウンド

音質の良さはゲームへの没入感に重要だが、対人ゲームにおいては音場の広さ方が重要だ。

音場とは、ヘッドホンがどれだけ空間の広がり感を作り出せるかを示す単語だと捉えてほしい。音場が広ければ頭部の中心からではなく、あらゆる方向から、あらゆる距離から音が聴こえてくるような感覚を味わうことができる。

敵の接近音が聞こえてきた時に、どの方向から、どの高さから、どの距離から、どんなスピードでか判断できると対向プレーヤーに対し大きなアドバンテージを稼ぐことができる。

これは所謂「ゲーミング」ヘッドセットという企業戦略製品の大部分が上手く実現できない部分だ。

もし特定の物陰で敵がリロードしている音が明瞭に聞こえると、キル数を迅速に稼ぎ勝利につなげられるだろう。

また広い音場は、ゲームへの没入感を得る目的でも、よりリアリティある音響環境を生み出すことに役立つはずだ。

フィールドの空気感のディティールや存在感を1つ1つ高音質に汲み取ることができる。

なおベースサウンドのクオリティについても、臨場感や没入感に必要不可欠で見落としてはならない点だろう。

最後に、定位と音像。これも重要だ。

定位とは音源がどの位置から聞こえてくるのかを表す言葉だ。定位が甘いと敵の発する音は大体の方向でしか分からなくなる。劣悪なヘッドホンでは同じ銃声が左右から分離して聞こえてくる。

音像定位とも表現されるが、定位感がしっかりしたヘッドホンでは角度、距離が正確に掴める。

快適さ

ゲームをプレイしているとあっという間に時間が経ってしまうものだ。

小一時間のつもりが3、4時間ということもよくある。コアなプレーヤーは12時間以上のプレイイングもあり得るだろう。

「快適さ」が重要だと指摘する理由は、音楽利用とゲーム利用におけるこの違いにある。

大きく、フラシ天素材の、オーバーイヤーヘッドホンは最高に快適だ。

重さも同じ重要だ。快適性の高いモデルは非常に軽く側圧も弱い。

快適さを決めるものは何も難しいことはない。

厚く高品質なイヤーパッドであればあるほど、そして重すぎずフィットする構造であるほど、長時間プレイでストレスを感じないだろう。

マイクの信頼性

グループでプレイしていると1人くらい悪質なマイクを使ってるプレーヤーがいる。その1人になってはならない。

ゲーミングマイクは、低ノイズで明瞭で聴き取りやすい”音声のみ”を提供しなければならない。環境ノイズが入ると途端、会話だけ聴き取ることが難しくなってしまう。

ヘッドホンと独立してマイクを用意し、オリジナルのヘッドセットを作るなら、色々なマイクを試してみると良いだろう。

ヘッドホン取り付けに最適化された形状や、有線接続のクリップ式など多様なマイクがある。

もっとコアなユーザーや、実況動画を放送しているユーザーなら、テーブル設置型のマイクも良い選択だ。

耐久性と機能性

ゲーミングヘッドセットは安いものではないし、頻繁に使うものなので耐久性にも注意しよう。数ヶ月毎に新しい物に買い替えたくはないだろう。

確かな品質の素材で出来ており、構造も頑丈かどうか確かめておこう。

リケーブルやイヤーパッドが交換できるか、折りたたみ式か、などその他ヘッドホンには機能があるが、ゲーミングにはあまり関係ないかもしれない。

接続方法は何がいいのか?

接続方法
画像引用元:imore.com

有線かワイヤレスか

まず有線モデルとワイヤレスモデルが存在するがそれぞれの比較ポイントを簡単にまとめてみた。

タイプ 利点 欠点
有線 高音質 ケーブル断線など事故が起こりやすい
位置が制限される
移動時は完全にゲームが中断される
ワイヤレス コードレスの快適さ 最高音質は難しい
バッテリー量に比例して高価になる
充電の維持が必要

さらにこの中で分類すれば、接続方法として主に次のような選択肢がある。

  • USB接続
  • イヤホンジャック接続
  • Bluetooth接続
  • 独自無線ユニット接続

有線無線は迷うところだが、コップやスナック菓子にケーブルが接触してひっくり返ることもワイヤレスならなくなる。

無線の利便性はほぼ音質とのトレードオフであるが、各接続のメリット・デメリットの詳細説明を参考に決定してもらいたい。

なお、よく議論されるが無線による遅延はほとんど感じられないので気にする必要はない。

有線:USB接続

USBでデジタルデータをヘッドホンまで伝送し、内蔵のDAC(デジタル・アナログ変換回路)でアナログ信号に変換したのち、内蔵のアンプで信号増幅して音を再生するタイプのヘッドセット。

処理する場所がヘッドホン内なので、パソコン側のサウンドボードの性能は関係なくなる。

ただこれはDACとアンプという音を決定づける重要なポイントを両方、ヘッドホンという余裕のない小さな箱の中に収めていることになる。

要するに、この中でもっとも音質が期待できない方式なので、安価で間に合わせの目的以外ではおすすめできない。

有線:イヤホンジャック接続

恐らく今日で最も一般的なヘッドホンの接続方式だろう。

音質はサウンドボードの品質に依存する。高品位なサウンドボードか外部DACを用意しよう。

有線のストレスを許容できるなら、ワイヤレスより価格も抑えられるのでおすすめ。

無線:Bluetooth接続

Bluetoothはどうしても音質が悪くなってしまうが、最近では音質が良くなっているので十分に選択肢としてはアリだ。

ただしゲーミングヘッドセットでは主流ではない。

なおPCやゲーム機などの親機から、子機であるヘッドホンへBluetoothでデータを転送する際、データの圧縮が行われている。

その圧縮方式をコーデックと呼び、コーデックによって圧縮率・遅延時間が異なり、標準のSBCは圧縮率も高く音質が悪い。

コーデックは可能ならapt-X/AAC以上に対応していることが望ましい。

最近はapt-X HDというハイレゾ相当音質のコーデック対応機器が増えている。できるだけ高音質のものを選ぼう。

コーデック 内容
AAC iTunesでお馴染みの高音質圧縮方式。Apple社製品は勿論全て対応している。Apple以外でも対応している機器は多い。
apt-X CD音源に近い音質での転送が可能なコーデック。英CSR社開発。
apt-X HD apt-Xのハイレゾ対応版。英CSRが新開発。徐々に対応機器が増えつつある。
LDAC 96kHz/24bitのハイレゾ音源対応。ソニーが開発し、ほぼソニー機器同士限定の規格。
SBC Bluetoothの規格上で必須項目なので、全ての機器に対応しているが、圧縮率が高く音質は悪い。

▲ Bluetooth対応コーデック一覧

無線:独自無線ユニット接続

ゲーミングヘッドセットでは主流の方式。USB接続の送受信ユニットを設置することが多い。

大抵の場合Bluetoothよりも通信帯域が太く、有線に遜色ないデータ伝送力をもち、遅延が少ない。

ユニットの存在が気にならなければ高音質かつワイヤレス環境が手に入るのでおすすめ。

サラウンドヘッドホンも殆どこの接続方式を採用している。

なお殆どの製品が2.4GHz帯を利用するので電波干渉には注意。

ワイヤレスの注意点

バッテリー性能に注意

十分なバッテリー容量があるかは非常に重要だ。

頻繁に充電が発生しプレイが中断してしまっては集中もできない。生放送などしていればファンは減るだろう。

まず連続稼動時間が十分あること、そして急速充電に対応していること、バッテリー切れの際は充電しながら有線接続で利用可能なこと、こうした点を満たすならば実用に耐えるワイヤレスヘッドセットとなるだろう。

電波干渉に注意

ワイヤレスヘッドセットの多くは2.4GHz帯の通信帯域を利用して接続する。

2.4GHz帯はライセンスフリーの国際標準帯域なので、電子レンジなどこの帯域を利用する機器が溢れかえっており、BluetoothやWi-Fiにおいても現在最も使われている。

同じ周波数帯を使う限り電波干渉は確実に引き起こされ、その際データロスが発生するので音質は劣化する。

そのためワイヤレスヘッドセットはできるだけ干渉源のの少ない所で使用することが望ましい。

なお携帯電話のキャリア通信は1GHz以下を利用しており干渉に影響しないので安心されたい。

サラウンド対応は必要なのか?

バーチャルサラウンドサウンド
画像引用元:gamingzap.com

ヘッドホンのサラウンド効果の感じ方は人それぞれだ。ただひとつ言えることは、有るのと無いのとではプレイング時の感覚は全く異なってくるという点だ。

初めてサラウンドヘッドホンに乗り換えた場合、足音の情報量の多さだけでも驚くはずだ。

確かにスピーカーのリアルサラウンドには全く及ばないが、それでも効果は十分にあり、使用に慣れればよりリアリティが増し没入感を得られる上、キル数増加につながるだろう。

ただ総じて高価なので、それだけのコストを投資すれば、少し高いクラスの通常のヘッドホンを手にし、広い音場を優先させるのもよいだろう。

ゲームにおいて必須ではないが、予算があるのであれば試してみる価値は十分にある。

サラウンドヘッドホンを選ぶには次の点が重要となる。

対応フォーマット

サラウンド音声には幾つかフォーマット種類が存在する。ヘッドホンとプレイするゲーム、ハードウェアがどのフォーマットの音源を再生できるのがスペックを確認しておこう。以下一例を挙げておく。

フォーマット 意味
DolbyDigital(AC-3) DVDを始め多くのコンテンツに採用されており最大5.1ch対応
DTSデジタルサラウンド DTS社開発でDolbyDigitalより高音質だがDVDでは対応が限られBlu-ray向き
DolbyDigitalSurroundEX 6.1ch再生まで対応したフォーマット
DTS-ES こちらも6.1chに対応
DolbyDigitalPlus Blu-ray等次世代メディア向けでBlu-rayでは最大7.1ch対応
DTS-HD 上のDD+と同等
DolbyTrueHD Blu-rayでは最大7.1chで、16チャンネル以上に対応したロスレス圧縮音声での伝送を可能にした高品質形式
DTS-HD Master Audio ロスレス圧縮を採用
DolbyProLogic II 5.1chとステレオ2cを相互変換でき、IIxは7.1ch、IIzは9.1ch再生に対応
DTS Neo:6 2ch音声なら全て5.1〜7.1chとして再生可能

▲ 主要サラウンドフォーマット

対応チャンネル数は

7.1chサラウンドイメージ

画像引用元:makeuseof.com

サラウンド対応のヘッドホン、プレイするゲーム、ハードウェアの再現できるチャンネル数も確認しよう。

なおch(チャンネル)についてだが、スピーカーの数によりch数が異なる。サブウーファーは増えると0.1ch増える。

chが大きいほど、音源間の距離が近くなり、自然なサラウンド感と迫力あるサウンドになる。

チャンネル スピーカー配置
2.0 フロント左右2本
2.1 2.0+サブウーファー(重低音のみ再生)
3.1 2.1+フロントセンター(人の声)
5.1 3.1+リア左右2本
7.1 5.1+リアセンター2本

▲ チャンネル数とスピーカー配置の関係

リアル?バーチャル?

ch数と同じ個数のスピーカーを実際に配置する方式をリアルサラウンド方式と呼ぶ。

サラウンドヘッドホンではバーチャルサラウンド方式といって頭部伝達関数を通して仮想的にこれを再現している。

たまに「サラウンドヘッドホンはチャンネル数分のスピーカー(=ドライバーユニット)を内蔵する」と決めつける説明を見かけることがあるが、これは全くの間違いであり見ていて恥ずかしい。

サラウンドヘッドセットは全てバーチャルサラウンド方式である。

バーチャルサラウンドの2つの選択肢

バーチャルサラウンドを作り出すためには、ここでは割愛するが複雑な処理が必要で、別途専用のサラウンド音声デコーダー兼プロセッサーユニットを使うか、パソコンの専用ソフトウェアを使うことが必要となる。

要するにハードウェアベースでサラウンド音声をエミュレートするのか、ソフトウェアベースでするのかの選択がある。

前者はハードに依存しないが、後者は対応OS限定となり、だいたいWindowsのみだ。

ヘッドホンにおけるサラウンドの仕組みやサラウンドヘッドホンのラインナップを詳しく知りたい方は別記事「有線型からワイヤレス型まで。おすすめのサラウンドヘッドホン8選」を参考にされたい。

なおサラウンドヘッドホンを使うと、間にボリュームコントローラーなどかませられなくなる点に注意したい。

この点でコントローラとサラウンド音声デコーダーを兼ねているMIX AMP Pro TRは非常に優秀だ。

密閉型か開放型か

密閉型と開放型ヘッドホン

▲ 左)密閉型ヘッドホンと 右)開放型ヘッドホン 密閉型と開放型の相関関係は下表の通りだ

画像引用元:http://www.sweetwater.com/
比較点 相関関係 密閉型 開放型
低域レスポンス 非常に良い 良い
音場 平均的 非常に良い
音漏れ 良い 悪い
ノイズ遮断性 良い 悪い
快適性 弱  良い 非常に良い

密閉型(クローズド)

密閉型ヘッドホンは音を増幅する部分であるハウジング(イヤーカップ)に穴がないものを指す。

ハウジングが共鳴箱の役割を果たし低音を増幅させるため、重低音の表現力は開放型より優れている。

またハウジングが閉じていることで音漏れも小さく、環境ノイズの遮音性も高い。

音場感=音の広がりは狭いため、距離感の感知に影響を及ぼす。

開放型(オープンエアー)

開放型ヘッドホンは一般的にハウジングに穴が空いており、メッシュやグリルでカバリングされている。

密閉型と異なり、ドライバー(音の出る機構)から出力された音が、反射することなく空気を伝搬して忠実に耳に届くため、音の抜けが良くなり広い音場を感じることが出来る。

頭上のヘッドホンからというよりは、部屋に設置したスピーカーからの音を聴いている感覚に近い、自然な音場と没入感が最大の魅力だ。

その代わり、音漏れは大きく、周囲の音も聞こえてくるので、使用環境は限定的だ。

なお軽く蒸れにくいといった装着面での特性もあるため、夏場や長時間のリスニングにも向いている点も覚えておきたい。

一方でハウジングでの低音の増幅が出来ないため、強い重低音はあまり期待できない。この点は広い音場による臨場感とトレードオフだろう。なおハイエンドモデルでは大型ドライバーで弱点を克服しているものもある。

イヤホンという選択は?

イヤホン

イヤホンは全く不可能な訳ではない。

定位感がないと否定する記事も見かけるがそれは全くの嘘である。

確かに奥行きや低音の広がりがヘッドホンに劣るかもしれないが、中高域については十分に定位感があるモデルは、コストをかければ多くある。

イヤホンが最も苦手とするのは「音場」である。定位ではない。

カナル型という耳栓タイプの密閉型イヤホンでなければ十分な低音が再生できないが、密閉型では音場は狭くなる。開放型にしたところでイヤホンは音場が狭いものだ。

先のゲーミングヘッドホンを評価づける重要要素として音場の広さを一番に挙げたが、これがイヤホンでは不足しているものが圧倒的に多い。

ただこれもコストをかければ、安価なヘッドホンよりも十分に音場も定位感も得られるので全く選択肢から外す必要はないが、それは高級イヤホンでなければ難しい。

同じコストであればヘッドホンをおすすめする。

最後に

音響環境を変えると、FPSを筆頭に劇的にゲームプレイの世界は変わってくる。

グラボやモニター性能にばかり注目しがちだが、音響環境についてもこだわりをもち、効率的よくスキルアップをしよう。

最高のプレイには最高の環境を。

画像引用元:hyperxgaming.com(トップ画像)
最終更新日:2018/10/13