キャンプ、釣り、BBQなど夏のアウトドアにはクーラーボックスが必須!今回は、クーラーボックスの素材の特性をまとめ、”保冷力最強”の製品を比較してみたいと思います!保冷のコツやポイントも併せてご紹介します。
クーラーボックスの選び方
クーラーボックスの材質
クーラーボックスの材質は、保冷力を左右する需要なポイント。下記に比較表を記したので、ご参考いただきたい。
比較点 | ウレタン | Uサーモ | 真空断熱 |
---|---|---|---|
価格帯 | ¥3000~ | ¥5000~ | ¥20000~ |
保冷力 | 普通 | 高い | 高い |
日数 | 日帰り | 1~3泊 | ~4泊 |
釣りや日帰りの使用→発泡ウレタン製がおすすめ
ウレタン製のクーラーボックスは、一番メジャーな材質。比較的安価で、1日程度なら保冷効果も十分あり、種類も豊富。バーベキュー、海、釣りでの使用に最適。
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1~2泊→ウルトラサーモがおすすめ
ウルトラサーモという素材は、選択肢は少ないがイグルーというメーカーから出ている機種が有名。キャンプ泊する場合におすすめ。
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その他(真空断熱/アルミ/発泡スチロール)
真空断熱パネル搭載のクーラーボックスは、一番保冷能力が高いが、値段も数万円する。
逆に、保冷能力が数時間程度だが安価な素材に、アルミ蒸着+ポリエチレンや、発泡スチロールがある。これらは、単体ではなく、保冷ボックス内に二重入れしたり、小分け使用するのがおすすめ。
クーラーボックスのサイズ/容量
クーラーボックスは適切なサイズを選ぶことで、効率よく保冷できる。下記は、人数と日数に対しての適正容量の表だ。ご参考いただきたい。
人数 | 1~2人 | 3~4人 |
---|---|---|
日帰り | 30L~ | 40L~ |
1泊 | 40L~ | 50L~ |
2泊 | 50L~ | 60L~ |
【キャンプ泊】おすすめクーラーボックス
コスパ最強!正直一番おすすめ、イグルー(igloo)
イグルーiglooクーラーボックス キャスター付 Maxcold 62QT
▼おすすめNo.1▼
大人数でも十分な容量があるクーラーボックス。ウルトラサーモ構造で、公式では保冷力が5日間持つということだが、3~4日程度と考えておいた方が良い。
大きめではあるが、これ一つあればソフトクーラーなしでも済む。この価格帯でこの保冷力は、他社にはないので、保冷力重視の方には絶対におすすめだ。
小型・超軽量・保冷力なら、ロゴス(LOGOS)
ロゴス(LOGOS) ハイパー氷点下クーラーL 20L
女性が肩がけできる1.5kgという超軽量が売りのロゴス。コンパクトながら、2日は持つであろう保冷力が人気。40LのXLタイプもある。
大型でサイズも~160Lまで選べるフィールドア
FIELDOOR クーラーボックスキャスター付き 3層構造保冷
46L / 50L / 80L / 100L / 150Lと人数に応じてサイズが選べることで人気のフィールドア。しっかり保冷すればキャンプ泊もOK。
大型ホイールなしタイプなら、テントファクトリー
テントファクトリー クーラーボックス 51L TF-MBM51(RE)
断熱材にウレタンフォームを使用した、大型でホイールなしタイプの機種。デザインも良く、総じてコスパが高い製品。
真空断熱なら、Daiwa(ダイワ)
ダイワ クーラーボックス ライト4 SU3000RJ
底1面真空パネル+ウレタン構造で、完全真空断熱とはいかないが、保冷が長持ちするクーラーボックス。5.4kgと前述の機種よりも軽量で、釣りにも重宝しそうだ。
【釣り/BBQ】おすすめクーラーボックス
軽量で持ち運びも楽々、伸和(SHINWA)
伸和 ホリデーランドクーラー ホワイト CBX-27L(W)
携帯ベルト、水抜き栓、キャスター、サイドハンドルが付いた使い勝手の良い人気機種。3.68kgと軽量なので釣りや、1人~2人で日帰り使用するのに最適。
釣り人に嬉しい仕様。イグルー(igloo)
igloo(イグルー) クーラーボックス ULTRA マリーンブリーズウルトラ 28 ROLLER 00045106
上ブタにカップが付いていたり、蓋上部に魚メジャーが付いていたりと、釣りをする人におすすめの機能が付いている機種。ウルトラサーモ構造で保冷力もあり、4kgと持ち運びも楽。
小型でお手頃価格の、Coleman(コールマン)
コールマン クーラー エクスカーションクーラー/16QT
言わずと知れたアウトドアブランド、コールマン。少人数でのキャンプや飲み物専用クーラーボックスとしておすすめな機種。内部は発泡ウレタンの断熱材。
中型でタイヤなしタイプ、アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマ クーラーボックスCL-45 ブルー/ホワイト CL45BL
持ち運びタイヤがない分内容量が多く、複数人でのオートキャンプにおすすめの機種。サイズに対しての価格が安い点が評価できる。
【併用したい】おすすめソフトクーラーボックス
THERMOS(サーモス)
サーモス ソフトクーラー 5L ブラック REF-005 BK
ソフトクーラーボックスで一番売れているのがサーモス。すぐ使う食材や、よく取り出す飲み物などは、ハードクーラーとは別に、テーブルにおけるソフトクーラーボックスに保存しておくのが便利だろう。ペットボトル6~7本程度が入るサイズ。
クーラーボックスの保冷テク集
クーラーボックスに保冷剤は入れるべき?
アウトドア用の保冷剤があるので、それを入れると良いだろう。
保冷剤によって、クーラーボックスの保冷力も左右されるので、なるべく氷ではなく保冷剤を用いるのがおすすめ。氷を使う場合は、角氷ではなく板氷が良い。
保冷剤の入れ方のポイントは?
まず、クーラーボックスの底に敷き詰めるように置き、特に傷みやすい生鮮食品などの生物は保冷剤で上下に挟むと良い。また、食材の隙間には、小さい保冷剤を入れ込むと良い。
クーラーボックスの保冷日数は信じていい?
クーラーボックスの保冷日数は、「20℃前後の室温でクーラーボックス内に入れた氷が、溶けきっていない状態で残っている日数」を基準に示された数値なので、その日数通り保冷能力が持続するとは考えにくい。
記載されている保冷日数の6割程度と考えて良さそうだ。
クーラーボックスに食材を入れる前に工夫できることは?
まず、すぐに使用しない肉や魚などは、ジップロックなどに入れて冷凍しておくと、食材自身が保冷剤となるので効果的。また、数日宿泊する場合は、食材を小分けにして保存しておくと、一回分がすぐに取り出せて庫内の温度を下げずに済む。
また、クーラーボックスを使用する際は予め本体を冷やしておくと良い。
ハードクーラーとソフトクーラーの使い分けは?
傷みやすい生鮮食品や飲み物など冷蔵庫のようにキンキンに冷やしたいものはハードクーラーに入れよう。
一方、家庭の野菜室のように、野菜やチルド品、加工品などはソフトクーラーでも十分保冷できる。また、キャンプの1日目に使用するものは、別個ソフトクーラーに保存しておくと、ハードクーラーの温度を下げずに済む。
クーラーボックスは現地でどこに置くのがベスト?
クーラーボックスは、日陰に置いてアルミシートを被せて置くのがベスト。
発泡スチロールの有効利用方法は?
特に保冷力が低い折りたたみのクーラーバッグを使う際は、クーラーボックスの中に発泡スチロール入れることで保冷効果を増すことができる。
また、先程ご紹介した様に保冷剤を効果的に敷き詰め、冷気が漏れやすい蓋の隙間にはアルミテープを貼るのもおすすめ。
クーラーボックスのお手入れはどうしたらいい?
クーラーボックスは、使い終わったらなるべく現地で、洗剤で洗って乾かしておくのがベスト。それができない場合は、家に帰ってから食材の臭いが移らないうちにメンテナンスしよう。