複数人分コーヒーを抽出する場合や、アイスコーヒーを作るときに必須なのがコーヒーサーバー。ハリオ、カリタなどが有名どころですが、他にもおしゃれな製品があります。割れないタイプや保温性に優れたタイプなど、おすすめをご紹介します。
コーヒーサーバーはどう選ぶ?
二人分のコーヒーを淹れる時や、アイスコーヒーを淹れる時にほしいのがコーヒーサーバー。この章では、まずどのようにコーヒーサーバーを選ぶかについて解説していきたい。
コーヒーサーバーの3つの種類
コーヒーサーバーには以下の3種類がある。
- コーヒーサーバー単体
- コーヒーサーバーとドリッパー(ブリューワー)セット
- コーヒーサーバーとドリッパー一体型(カラフェタイプ)
コーヒードリッパーを持っていれば、単体のみの購入。持っていなければ、一体型のカラフェタイプにするか、別々に買うかを選ぶのが良いだろう。
ドリッパーとサイズが合うか確認!
コーヒーサーバー単体を買う場合、手持ちのドリッパーとサイズが合うかの確認をしておこう。
初めて買う場合は、サーバーとドリッパーセットのタイプか、一体型を買うと無難。デザインも調和が取れたものが多い。
おしゃれなコーヒーサーバーおすすめ機種
コーヒーサーバー単体
キントー コーヒーサーバー SCS-02-CS 300ml 27622
テーブルウェア、キッチン・インテリア雑貨を手がけるKINTO。コンセプトは「使い心地」と「佇まい」の調和。コーヒーウェアのラインでは、スローな時間を楽しむためのシリーズ「SLOW COFFEE STYLE(SCS)」が人気。下記にご紹介する2製品もSCSシリーズで、他のブランドと比べても形がすごく可愛い。
- 300ml / 600ml の2種類
- 本体サイズ:径8.5×高さ9cm、幅13cm
- 本体重量: 150g
- 材質:耐熱ガラス、ステンレスフィルター/ステンレス・飽和ポリエステル樹脂
- 容量:300ml
- 電子レンジ・食洗機使用可
キントー コーヒーサーバー SCS-S02 600ml 27592
- サイズ:径8×幅14×高さ11cm
- 材質:耐熱ガラス
- 電子レンジ・食洗機:使用可
- 満水容量:600ml
TORCH コーヒーサーバー・ピッチー
目盛りがない故の美しさがここにある。
- 口径75×高さ120×105×145mm
- 職人さんの手作りのため個体差があり
- 直火・オーブン不可
- 電子レンジOK[あたためのみ]食器洗浄機OK
南海通商 63-ロクサン- ロクサン ガラスコーヒーサーバー 0701-004
プロにも愛用される丈夫さと注ぎやすい取っ手の構造。オールガラスでバンドに水が侵入せずメンテナンス性も良い。
- サイズ:約W20.5×D12×H18cm
- 本体重量(kg):0.22
- 材質:本体/ホウケイ酸ガラス、フタ/ポリプロピレン
- 容量:満水時/約720ml
- 注意事項:直火、IH(電磁調理器)は使用できない
HARIO (ハリオ) V60 レンジサーバー コーヒードリップ 600ml 耐熱ガラス XVD-60B
- 350ml / 600ml /800mlの3種類
- 電子レンジ対応
- サイズ:幅13.7×奥行12.1×高さ12.8cm 口径8.5cm
- 本体重量:224g
- 材質:本体/耐熱ガラス、フタ・ハンドルバンド/ポリプロピレン
カリタ ウェーブシリーズ 500サーバーG(2~4人用) #31255
Kalitaは、1958年設立の老舗コーヒー機器総合メーカー。今回ご紹介する「&Kalita」シリーズ以外にも、「ウェーブシリーズ」や「波佐見焼シリーズ」など様々なコンセプトのラインを展開中。
本体と取っ手が一体型で汚れがたまらない。
- サイズ:口径/約125mm、底径/約85mm、高さ/約112mm
- 本体重量:約227g
- 素材・材質:本体/耐熱ガラス、フタ/ポリプロピレン
- 容量:500ml
bonmac コーヒーサーバー 【5杯用・700ml】 CS-5 #814401
- 目盛り付き
- サイズ:W182×D128×H121mm
- 本体重量:0.4kg
- 素材・材質:本体/耐熱ガラス、取手/樹脂、帯/アルミ、フタ/ポリプロピレン
- 容量:700ml
- その他:熱湯用、直火・電子レンジ使用不可
コーヒーサーバーとドリッパー(ブリューワー)セット
キントー コーヒーカラフェセット SCS-02-CC-PL 600ml 27644
- 本体サイズ:径125×高さ180mm、幅150mm
- 本体重量:490g
- 容量:600ml(約4杯分)、カラフェ満水容量:1.1L
- 食器洗浄機/電子レンジ対応(カラフェのみ)
- セット内容:カラフェ、プラスチックブリュワー、ホルダー、ペーパーフィルター20枚
HARIO (ハリオ) V60 オリーブ スタンド セット VSS-1206-OV
オリーブウッドが清潔感と高級感を演出。タンブラーに直接入れても。
- セット内容:ドリップスタンド、レンジサーバー、ガラスドリッパー、計量スプーン、ペーパーフィルター×100枚
- サーバー実用容量:0.6L(目安:~約4杯分)
- 本体サイズ(約):幅15.5×奥行16.0×高さ25.0cm(セット時)
HARIO (ハリオ) V60 コーヒードリップ アルミ シングル スタンド セット VSA-1006-SV
海外のBlue Bottle CoffeeでもV60が使われている。堅牢性十分。
- スタンド:12×13.6×16.8cm/ドリッパー:高さ7.8×口径9.7cm
- サーバー:14.5×12.1×12cm
- 満水容量:600ml(2~5杯用)
- 食洗機・乾燥機可能、フタをしたまま電子レンジOK、直火不可
コーヒーサーバーとドリッパー一体型(カラフェタイプ)
キントー コーヒーカラフェ SCS-04-CC 600ml 27667
- 300ml / 600mlの2種類
- サイズ/ 径12.5×高さ17.5cm、幅15cm
- 材質:耐熱ガラス
- 電子レンジ・食洗機:使用可
- 容量:600ml(約4杯分)、カラフェ満水容量:1.1L
コーヒーサーバーを買う時のポイント
目盛りの有無と容量
水の量を見る目盛りがあれば、複数人分コーヒーを淹れる場合でもいつも安定した味を楽しむことが出来る。また水を正確に測る計量カップとしても使える。
コーヒーサーバーの容量は、300ml程度~1000mlまで様々。1杯分を約150ml程度と考え、人数に合わせた容量を選ぼう。700mlがコーヒー5杯分程度で2人分にちょうど良い。
直火対応/電子レンジ対応
コーヒーサーバーに入れて少し経つと、どうしてもコーヒーが冷めてしまう。そのためコンロなどでの直火可の商品を探している方もいらっしゃると思う。
しかし、直火での使用は危険性も有る。破損の事故などもありPL法の改定により各メーカーが「直火可」と記すことができなくなったため、自己責任で行わざるを得ない状況になっている。電子レンジ対応の機種はあるので、温め直したい人は、チェックしておこう。
美味しくコーヒーを飲むためのTips
上手くドリップするにはコーヒーポットが命
ドリップを上手く成功させ自分好みのコーヒーを抽出するには、湯量の調節ができるコーヒーポットが命。どれだけ細く長く出せるかは、注ぎ口の形状や素材によって変わる。
また、注ぐ際の温度も重要。今では電気ケトルであり、コーヒーポットでもある「カフェケトル」というタイプもある。
コーヒーは挽いてすぐ飲むのが一番
コーヒーは前提として、挽きたての豆を使うのが一番美味しい。今や電動コーヒーミルもあるので是非試してみて欲しい。ミキサーと一体型になったミルミキサーというタイプもある。
保存方法を見直すだけで劣化を防げる
コーヒーの保存方法を、きちんと正しく行っている人は意外と少ない。
2~3週間程度で飲みきれる場合には、コーヒーキャニスター(コーヒー豆保存容器)に入れて、部屋に置いておいて構わない。
しかし、数週間以上飲みきれない場合は冷蔵庫保存、1ヶ月以上の場合は、冷凍庫で保存するとより良い。(冷凍庫保存の場合は、出した時結露に注意!)
ベストな持ち運び/ストック方法
朝コーヒーを作って会社に持っていったり、会社で作ったコーヒーを長時間美味しく飲むには、真空電熱タンブラーがおすすめ。
飲みやすい工夫がされていたり、保温性が高い機種も多くある。大きめのコーヒーサーバーで淹れれば、水筒サイズでも気軽に作れる。
アイスコーヒーの場合は、アイスコーヒーメーカーでゆっくり抽出するのが美味しく作るコツだ。夜セットしておけば、朝には美味しいアイスコーヒーができている。そのままタンブラーで持ち歩けば、冷たいまま持ち運べる。
まとめ
いかがだっただろうか。各社様々なコーヒーサーバーを展開しているが、どれもガラスは脆く割れやすい。電子レンジ対応のものがあるが、底に水滴が付着していたり、微細なヒビがあると、割れてしまうことがある。普段から丁寧に扱い、洗うときもスポンジで優しく洗うと良い。