コスパで選ぶ、アロマディフューザーの種類とおすすめ5選!種類や選び方もご紹介

アロマディフューザーがあれば、お部屋が香りに包まれリラックス効果を得たり、ムーディーな雰囲気作りが出来たりと大活躍する事間違いなしです。そこで今回はアロマテラピー初心者向けのディフューザーや選び方、種類などをご紹介します。

アロマディフューザーの種類

アロマディフューザーはオイルを散布する方法により、使い勝手が大きく変わってくる。特に火を使うタイプや明かりを伴うタイプは就寝中の利用には向いていないので注意が必要だ。

形式 香りの強さ コスト
ドロップ 強い
ランプ 普通
ポット 普通
超音波 調節可 △-◯
リード 調節可

アロマドロップ式ディフューザー

アロマドロップ式は原液をそのまま使い、ガラス製のポンプの力でオイルを気化させる。香りの広がりは速くそして広いが、香りすぎる事も多いので調節できる機器が付いていた方がいいだろう。

最大の欠点はオイルの消費が激しい事。原液をそのまま使うので、直ぐに無くなってしまう。そのため一般家庭で使う場合は、毎日の様に使うというよりは、特別な日に贅沢に香らせるのに向いている。

アロマランプ式ディフューザー

アロマランプ式は、ランプの熱でオイルを温めて気化させる。ランプとしても使えるので、見た目をこだわりやすく、間接照明やインテリアとしての存在感もある。じんわりゆっくりと狭い範囲で広がるので、一人暮らしで使いやすい印象にある。

火を使うわけではないため比較的安心して使えるのもポイントで、お手入れもかなり簡単で使いやすい。

一方で、ランプである以上、どうしても明るくなるので、煩わしさを感じる人もいるかもしれない。

アロマポット式ディフューザー

ポットと呼ばれるお皿に水かお湯を入れて、オイルを少々たらし、あとはポットのしたからキャンドルで暖めて使う。アロマランプと同様にインテリアとしての存在感も強い上、比較的手ごろな値段のものが多い。

広がり方はゆっくりで範囲も狭く、こちらも一人暮らしで使いやすい印象にある。

ただし、火を使うので扱いには注意が必要だし、利用しながら眠るのは危ない。またキャンドルを使う以上、必ず光源になってしまうので、明かりを望まない人にも向いていない。

超音波式ディフューザー(水タイプ)

超音波式は専用の器に水を入れて数滴のオイルをたらし、超音波の振動で拡散させ、ミストとして部屋に充満させる。音波の強度によって広がりの速さを調節できるし、火も使わないので扱いやすい。

製品のつくりによって良し悪しがハッキリ分かれるタイプで、手入れのしやすさや調節機能、ランプ機能、加湿能力などをしっかりと見極めた方が良い。

特に手入れのしやすさは重要で、きちんと手入れをしないと雑菌が繁殖しやすいし、カルキの多い水をつかえば、カルキも散布させてしまうので注意。

現状で最も普及しているのはこの超音波式で、選択肢は非常に多い。

超音波式ディフューザー(フィルタータイプ)

フィルタータイプは水にオイルをたらさず、フィルターにたらして振動させる。即効性はあるものの持続性はあまりないとも言われている。また香りを変えたいときはフィルターごと交換しなければオイルが交じり合ってしまうため、意外とコストがかかる。

あまり使いやすいタイプではないので、性能面で考えれば、同じ超音波式なら水にオイルをたらすタイプのほうが使いやすいかもしれない。

空気清浄機や加湿器のおまけ機能としてよくみられるタイプ。

リードディフューザー

リードディフューザーとは、ガラス瓶などにオイルと竹の棒が刺さっており、その棒=リードがオイルを空気中に放出することで香りを楽しむ方法。

安価なものだと500円程度からあり、リードの本数によって香りの強さを変えることが出来る。もちろんオイルが無くなればまた買い足さなければならないので、コスパはそれほどよくないだろう。

アロマオイル100mlで1ヶ月程度持つと考えて良い。

オススメのアロマディフューザー5選

BRUNO ノスタルアロマランプ

出典:www.amazon.co.jp
BRUNO
ブルーノ
ノスタルアロマランプ
BOE028-DW

アロマランプ式のディフューザー。デザインがシンプルでレトロな雰囲気もあって人気が高い。火も水も使わず、扱いやすいのでおすすめだ。

フリート オイルウォーマー ピッチャー

出典:www.amazon.co.jp
フリート
アロマディフューザー
オイルウォーマー

アロマポッド式のディフューザー(オイルウォーマー)。お皿の変わりにピッチャーが装備されており、お水をたっぷり入れられるために長時間使いやすくなっている。

無印良品 超音波アロマディフューザー

出典:www.amazon.co.jp
無印良品
MUJI
超音波アロマディフューザー
AD-SD2

無印良品が販売しているという安心感は強い。超音波式でありつつ、ライト機能も備えており、デザインがシンプルなので使いやすい。

また手入れも簡単でバランスよく使いやすい。LEDライトのオンオフもあり、柔らかめの間接照明としても使える。

無印良品のショップにもアロマオイルが販売されているが、他のオイルも使える。

無印良品 超音波うるおいアロマディフューザー

出典:www.amazon.co.jp
無印良品
MUJI
超音波アロマディフューザー
HAD-001-JPW

無印良品が販売しているアロマディフューザーのなかでも、たっぷり水が入るタイプ。加湿器としても使いやすく、コンパクトサイズでは物足りない方におすすめしたい。ミストの量も多く、加湿器としても期待できる。

Tenswallアロマディフューザー

出典:www.amazon.co.jp
Tenswall
アロマディフューザー
加湿器

たっぷり水が入る超音波式アロマディフューザー。ミストを連続的と断続的で選べ、LEDもかなりカラフルに光る。

アロマディフューザーの選び方

加湿器や空気清浄機についているアロマ機能はありか

加湿器や空気清浄機に「アロマオイルを使えば、アロマディフューザーにもなる!」とかかれているものがある。機器によってその能力は様々だが衛生面や使い勝手を考えると優れている物は少ない。

また、加湿器や空気清浄機を動かさなければアロマを楽しめなくなってしまうので、使い勝手が良いとはあまりいえない。

火を使うメリットとデメリット

アロマランプはキャンドル(ろうそく)を使う。見た目に美しく、蝋燭の揺らぎで心が休まるという人も多い。

しかし火を使う以上、使用しながら眠りに付くのには向いていないし、子供やペットがいる家では注意が必要になるだろう。1人暮らしの場合はうとうとと眠ってしまう状況ならあまり向いていない。

1人暮らしに最適なディフューザーは?

ワンルームならアロマポットでも充分使えるが、火を使うのが怖ければ、アロマランプ式か超音波式が良いだろう。手入れが簡単で水を使いたくないならアロマランプ、ミストが好きなら超音波タイプがおすすめ。

一方でアロマドロップ式は1人暮らしにはもてあましてしまうかもしれない。原液の消費量はともかくとして、香りが強すぎるのは困りものだ。

リビングなど大きな部屋で使いたい場合は?

リビングや大きなワンルームで使いたい場合はアロマドロップ式か超音波式が良いだろう。超音波式の場合は水タンクが大きく、ミストの勢いが強い方が良い。

手入れのしやすさは重要

どんな方式のアロマディフューザーであろうと、手入れなしで使えるものはない。しかし手入れのしやすいタイプとしにくいタイプはあるので、面倒なら手入れのしやすいタイプを選ぼう。構造上洗いやすい方が清潔で使いやすいのは確かだ。

香りの持続時間

香りの放出方式やオイルの香りの強さによって香りの持続時間が変わってくる。オイルの価格や本体価格を考慮して、コストを比べてみるとよいだろう。

【最後に】オイルは100%天然の精油を選ぼう

アロマオイルには100%天然の精油とアルコールや石油由来の合成オイルでカサ増ししているものがある。安価なものや偽物によくみられる特徴で、100%天然の精油と比べると香りの質が非常に悪い。

アロマ好きのなかでは、「天然ではない=偽物」という認識でいるひとも多く、「天然ではないけど香りが良い!」なんてケースは殆どない。購入する時は100%天然かどうかしっかりと確認しよう。

ちなみに同じ100%天然の精油でも、ものによって値段が違う事が多い。原産国やブランド要素だけでなく、材料となる植物のコストでも大きく変わるからだ。

例えばローズはアロマオイルにするためには大量の花が必要なので価格が高めだが、ラベンダーなどはコストが安く済むのでアロマオイルの価格も安くなりやすい。

また抽出方法によっても香りや価格は変わる。不純物が含みやすい抽出方法だと香りが悪いだけでなく喉や皮膚に違和感を感じるかもしれない。

 

最終更新日:2018/09/25