Androidのスマホが欲しい場合、iPhoneと違って非常に選択肢が多いですよね。そこで今回は各キャリアで最もおすすめなスマホ機種とSIMフリーの3機種をご紹介します。
目次
これさえ押さえればOK!Androidスマホの選び方
Androidのスマホと一口にいっても、スマホに何を求めるかによっておすすめの製品は違うだろう。しかしながらロースペックなモデルは数年、下手したら2年未満で不満を感じる可能性がある。
具体的にはネットやアプリの動作が遅かったり、最新のAndroidOSのバージョンにアップグレード出来なかったりする。だからスマホにはある程度のスペックを求めたほうが良いし、高スペックなスマホを買って損はない。
CPU
CPUはスマホの演算能力(処理能力)に大きく影響する。いわば脳のような存在だ。
主流はSnapdragonと呼ばれるCPUのシリーズで、2018年後期においては「Snapdragon 845」がハイエンド、「Snapdragon 835」や「Snapdragon 660」「Snapdragon 630」などが続く。
物凄く雑にいえば、100の位が大きいほどハイエンドで数字が大きければ大きいほど性能がいい。
CPUにこだわるなら2018年現在ではSnapdragon 845を搭載しているスマホを選ぼう。
オクタコアとかヘキサコアってなに?
名称 | コア数 |
---|---|
シングルコア | 1 |
デュアルコア | 2 |
クアッドコア | 4 |
ヘキサコア | 6 |
オクタコア | 8 |
CPUのスペックをみるとオクタコアやヘキサコアなどと書かれている場合が多い。
この◯◯コアというのはコア数を表しており、オクタコアは8コア、ヘキサコアは6コアとなる。コア数が多いほどCPUの数が多いということになり、オクタコアは8個のCPUを搭載している。
CPUが多いと、ここの演算はこのCPUに、ここはこっちのCPUにとそれぞれのCPUが分担作業で処理をしてくれる。早い話がシングルコアだと1人で、オクタコアなら8人チームで仕事をしているということだ。だからコア数が多いほうが処理が早いし安定している。
2018年後期においてはオクタコアかヘキサコアが主流。クアッドコアも稀に見かけるが少々古い。シングルコアやデュアルコアは現状では激ヤバな超古いCPUの可能性が高い。
RAMとROM
スマホのスペックをよくみると内蔵メモリとしてRAMとROMが記載されている。
RAMは様々なアプリを同時に動かしたりする時に必要なメモリで、容量が大きいほどアプリはサクサクうごくし、複数起動しても支障を感じにくい。
それに対してROMは写真やアプリなどを記憶するための領域であり、パソコンでいえばハードディスクに当たる存在。Android端末の場合、多くはmicroSDカードで保存領域を増加させられるので、あまり気にならない。
つまり重要なのはRAMの方で、最低でも2GB、できれば4GBくらいほしい。1GBやそれ以下は、重いゲームアプリに触れないとしても動作がモッサリするかもしれない。
そもそもここ数年で主流となっているCPUはシングルコアやデュアルコアが皆無なので、よっぽど「わかって買う」場合でもないかぎり、おすすめできない。
おすすめAndroidスマホ|SIMフリー
【筆者所持機】huawai nova lite
RAM 3GBで動作はサクサク
huawaiは低価格のわりにスペックがわりと高いことで知られている注目のブランド。後継機のhuawai nova lite2も評価が高い。
筆者が所持している「huawai nova lite」はRAMが3GBで、CPUは独自のHuawei Kirin 655というものを積んでいる。
1年ほど使用しているが、動作は軽快で軽くゲームなども楽しめている。
デザイン性と安さで選ぶならこれ
オールブラックでフラットなデザインに一目惚れした「huawai nova lite」。
デザインだけでなく価格も実売で2万円を切り、格安スマホの中でもコストパフォーマンスが光る。
iPhoneとは違い、カバーを付ければ多少落としても割れない堅牢さも気に入っている。(写真で割れているように見えるのはガラスフィルム)
スマホケースは是非Spigenで
写真にある通り、筆者はSpigenのケースを愛用している。
オールブラックかつ堅牢で、触り心地もいいのでおすすめ。
ZenFone 5 SIMフリー
ZenFone 5はRAM6GBでCPUはSnapdragon 636(オクタコア)を搭載している。メモリに関して非常に余裕があり、大抵のアプリはサクサク動く。
最新機種のXperiaと比べると若干見劣りするが、コストパフォーマンスを考えると十分すぎるほど高性能と言える。
ZenFoneを製造するASUS(アスース)はパソコンのマザーボードやグラフィックカードを製造していることでも有名なメーカーで、内部部品の信用度も高い。そのためパソコンマニアの間ではZenFoneを愛用している人も多く、ZenFone所持者をみると、「パソコンパーツに詳しい人なのかな?」と思われやすい。
moto g6 Plus SIMフリー
モトローラ(Motorola)製のmoto g6 Plusは同社におけるiPhone Plusのような製品だ。2眼カメラを搭載し、ディスプレイも大きく使いやすい。
RAMは4GB、CPUはSnapdragon 630(オクタコア)を搭載しており、スペック的にも問題ない。
モトローラはアメリカの電子機器メーカーであり、スマホだけでなくガラケーの頃から評判の高い海外メーカーのひとつだ。
おすすめAndroidスマホ|docomo
Androidスマホでハイエンドな性能をもつことで有名なのはSONYのXperiaシリーズ。一方でコストパフォーマンスがよく性能も優れていると評判なのがhuawaiやASUS(ZenFone)、HTCだ。その他にもシャープやHTCのスマホがあるが、現在メジャーなのはこの4つのメーカーだろう。
Xperia XZ2 Premium SO-04K docomo
SONYのXperiaシリーズは高画質の画面、高性能のCPUとカメラ、超高音質な音楽生成機能に大容量のRAMを搭載している。
「褒め過ぎなんじゃないか?」と思うかもしれないがXPERIAシリーズは常に現状で最高スペックを搭載している傾向にあり、Androidのなかでも最高級機となっている。
性能だけで言えばiPhoneを凌駕している部分も多く、特にバッテリーの質がとても良く、iPhoneにくらべバッテリーの劣化が驚くほど遅い。
最大の欠点は価格で、iPhoneと同等クラスの価格帯となっており、「iPhoneより安いからAndroidにしたいんだ!」という人のニーズにはあわない。
しかし主流のスペックより1年以上先をいっているので、3~4年くらいは十分すぎるほどサクサク動く。
個人的にSONYのXperiaもAppleのiPhoneも好きだが、Xperiaのほうが細部のパーツの質が良いのか、劣化しにくく高品質に感じる。
Xperia XZ2 Premium SO-04K docomo
おすすめAndroidスマホ|au
Xperia XZ2 Premium SOV38 au
Xperia XZ2 PremiumのAU版となるのが、SOV38で性能はdocomoのSO-04Kと変わらない。CPUやRAM、カメラ、オーディオ再生能力はトップクラスのスマホだ。
ドコモ版とくらべて、すこしだけデザインが違うが大きくは変わっていない。
おすすめAndroidスマホ|Softbank
HTC U11 SoftBank
HTCは台湾を拠点とするスマホメーカーであり、アジア圏のスマホの中では高品質な部類に入る。
RAMは4GB、CPUはSnapdragon 835(オクタコア)となっており、スリムで持ちやすく音質もそこそこ良い。
SONYのXPERIAシリーズに比べかなり価格が安くお手頃なのもポイント。